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    <title>“法の庭”徒然草</title>
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    <description></description>
    <language>ja</language>
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    <category>Weblog</category>
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      <title>“法の庭”徒然草</title>
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 <title>過ちを改めるに憚ること勿れ</title>
 <link>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=36</link>
<description><![CDATA[<div style="text-align: right"><p class="no">No.29</p></div><p class="idt">2009年初めての“法の庭”徒然草である。白川勝彦法律事務所のWebサイトを開設したのは、2008年6月20日であった。半年間で28篇の“法の庭”徒然草をupdateした。月に4.67回であった。永田町徒然草に比べればきわめて少ない。今年はもっとマメに更新したいと思っている。ときどきのアクセスの程お願い申し上げます。……</p><div style="text-align: right"><p class="no">No.29</p></div><p class="idt">2009年初めての“法の庭”徒然草である。白川勝彦法律事務所のWebサイトを開設したのは、2008年6月20日であった。半年間で28篇の“法の庭”徒然草をupdateした。月に4.67回であった。永田町徒然草に比べればきわめて少ない。今年はもっとマメに更新したいと思っている。ときどきのアクセスの程お願い申し上げます。</p><p class=”idt”>政治の世界の問題も多いが、司法の分野にも多くの問題が起こっている。最もティピカルな問題は裁判員制度の導入である。今朝のニュースは「社民党と国民新党が裁判員制度施行の延期法案を通常国会に提出することを決めた」と報じていた。民主党や共産党にも働きかけるという。働きかけられた民主党と共産党は対応に苦慮するであろう。</p><p class="idt">裁判員制度導入の理屈は山ほどあるであろう。裁判員制度反対の理屈も山ほどあるであろう。昨年12月最高裁判所から30万人の裁判員候補に対しその通知が行われた。しかし、約半数の人々が裁判員になりたくないと思っているという。この数字は重い。裁判員になりたくないと言っても全員が拒否できるものではない。だが、裁判員になりたくないと考える人はいろいろな理由を付けて裁判員にならないようにするであろう。</p><p class="idt">裁判員候補者の半数から嫌われている制度はそれ自体が問題である。それは説明不足なからであろうか。否そうではない。裁判員制度など国民は望んでいなかった。そんな法案を全政党が賛成した。批判精神の欠如の結果であった。これは政治の堕落である。自公“合体”政権は自民党から批判精神を奪った。この悪弊が他の政党にも伝染したらしい。</p><p class="idt">誰もがこのまま2009年5月から裁判員制度が始まることを危惧を抱いている。それなのにこれを止めることをほとんどの政治家が躊躇していた。社民党と国民新党が裁判員制度の施行延期を決めたことは評価してよい。過ちを改めるに憚ること勿れだ。この動きがどうなるか、私は注目している。</p>]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=36</comments>
 <pubDate>Mon, 5 Jan 2009 10:00:43 +0800</pubDate>
</item><item>
 <title>法律的利益と経済的利益</title>
 <link>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=35</link>
<description><![CDATA[<div style="text-align: right"><p class="no">No.28</p></div><p class="idt">“原則として週1回の更新”という目標がなかなか果たせない。その理由はいったい何なのだろうか。ひとつの理由は永田町徒然草と違って、扱っているテーマにそんなに変化がある訳ではないからだと思う。私が仕事のひとつの中心にしている債務整理に係る法制にそんなに変化がある訳ではない。画期的な判例が毎日でる筈もない。……</p><div style="text-align: right"><p class="no">No.28</p></div><p class="idt">“原則として週1回の更新”という目標がなかなか果たせない。その理由はいったい何なのだろうか。ひとつの理由は永田町徒然草と違って、扱っているテーマにそんなに変化がある訳ではないからだと思う。私が仕事のひとつの中心にしている債務整理に係る法制にそんなに変化がある訳ではない。画期的な判例が毎日でる筈もない。</p><p class="idt">もちろん多く手掛けている債務整理の仕事には、日々いろいろなケースや参考になる事例もある。しかし、秘密保護の関係もあってストレートに紹介することには制約がある。債務整理の成功事例は沢山あるが、それは私の手柄ではなく債務者が積み重ねてきた実績に起因するものであり、私が自慢話をすることでもない。債務整理に関して言えば、「多額の借金でお悩みの方は弁護士に相談することだ」ということに尽きる。</p><p class="idt">弁護士はそれぞれのケースに応じて、最善の道を選択し助力してくれるであろうということに尽きる。医師の場合もそうであると思うが、法律問題の処理も個別具体的な事例についての個別具体的な対応なのである。それは弁護士でないと適切にはできない。素人がいくら法律の本を読んでも、最後は実務家が具体的処理することによってしか現実の問題解決には向かわない。</p><p class="idt">法律問題の処理は、病気に比べ弁護士によって事件処理に違いがあると思う。債務整理でもそうだと思う。依頼者の法律的利益を確保するという原則は同じであるが、“依頼者の法律的利益”という点が弁護士によって違うからである。法律的利益は経済的利益と必ずしも同じではない。</p><p class="idt">自己破産が認められるケースでも自己破産の道を選ぶことが依頼者の法律的利益に果たしてなるかどうかは弁護士によって意見が分かれる。破産宣告と免責を受ければ債務者は債務から解放される。経済的にはいちばん少ない金額で最大の利益を得ることはできるが、人間としてそれがいちばん賢明な道であるかどうかは分からない。法律的利益は必ずしも経済的利益ではない。法律的利益は経済的利益よりももっと広い人間としての利益なのである。</p><p class="idt">人間としての利益となると人によって意見が分かれる。価値観が関係する。依頼者の価値観もあるし、弁護士の価値観もある。法律問題の処理には、いつも価値観が係る。そこが難しいところであり、そこにやり甲斐がある。債務整理の法理は比較的簡単なのであるが、どの手段をとるかは依頼者と弁護士の価値観によって異なる。新しい依頼者と会う場合、私はいつも緊張する。人間と人間の出会いなのである。</p>]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=35</comments>
 <pubDate>Tue, 23 Dec 2008 11:23:12 +0800</pubDate>
</item><item>
 <title>小さな一歩で問題をほとんど解決</title>
 <link>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=34</link>
<description><![CDATA[<div style="text-align: right"><p class="no">No.27</p></div><p class="idt">私は“法の庭”徒然草を原則として事務所で書くことにしている。一方、永田町徒然草は原則として自宅で書くことにしている。法律業務は事務所で、政治関係の書き物を自宅としているのは、私なりの事情による。私は何事も集中する性癖がある。持続力には少し欠けるが、集中力・爆発力は私の特性である。白川勝彦法律事務所にいるときは、弁護士の仕事に専念するようにしている。その日の仕事は余程のことがない限り、その日の内に済ませるようにしている。……</p><div style="text-align: right"><p class="no">No.27</p></div><p class="idt">私は“法の庭”徒然草を原則として事務所で書くことにしている。一方、永田町徒然草は原則として自宅で書くことにしている。法律業務は事務所で、政治関係の書き物を自宅としているのは、私なりの事情による。私は何事も集中する性癖がある。持続力には少し欠けるが、集中力・爆発力は私の特性である。白川勝彦法律事務所にいるときは、弁護士の仕事に専念するようにしている。その日の仕事は余程のことがない限り、その日の内に済ませるようにしている。</p><p class=”idt”>その代わり法律事務所を一歩出ると、私は翌日の永田町徒然草に何を書くか考え始める。1万人の目に晒される政治的なモノを書くということは、それほど簡単なことではない。テーマを選択することがいちばん困難である。ニュースや報道番組をまず見なければならないのだが、仕事の都合で夜のニュース報道番組を見られないときもかなりある。この場合の“仕事”とは、法律関係のこともあるし、政治関係のこともある。プライベートな会合や“仕事”ももちろんある。</p><p class=”idt”>遊びだってストレスを解消する大事な“仕事”である。最近は遊ぶことが少なくなった。今日は日曜日であるが、原則を破ってこの“法の庭”徒然草を書いている。この前に最低“週に1度”は“法の庭”徒然草をupdateすると書いた。No.24を書いたのは12月1日であった。明日はスケジュールがいっぱい詰まっているので法律事務所で書くことができない。パソコンも大事に至らなかったので、原則を破って(!?)書き始めたところだ。</p><p class=”idt”>相変わらず“債務整理”の仕事は忙しい。同僚弁護士の言うところよれば、12月は特に忙しいのだそうだ。日本人には年を越す前に懸案を解決して新年を迎えたい、というメンタリティが昔からあった。大事なことだと思う。私もそうしたメンタリティを持っている。債務整理は早ければ早いほど良い。どんなケースでも多重債務を抱え悩んでいる人には、ぜひ弁護士に相談してもらいたいと願っている。必ず力になることができると確信している。しかし、それがなかなか簡単ではないのである。弁護士と一般の方々には厚くて高い壁がある。</p><p class=”idt”>債務整理に関して言えば特にそうである。誰にも相談できなくて悶々と悩んでいるのである。また弁護士に頼むときには着手金が必要だと思っている人が多い。月々の消費者金融に対する返済に四苦八苦している人に数十万円の着手金など用意できる筈がない。至る所に債務整理の広告は出ているが、実際に相談に訪れる人はそんなに多くないのである。だから私は相談や依頼を決意して下さった方々にできるだけ親切かつ丁寧に応対することを心掛けている。<b>私たち弁護士に相談を決意した時点で、債務整理はほとんど解決しているのである</b>。その小さな一歩が実に大変なのだ。勇気がいるのである。</p>]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=34</comments>
 <pubDate>Sun, 7 Dec 2008 18:30:38 +0800</pubDate>
</item><item>
 <title>刑事裁判における新しい制度の導入</title>
 <link>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=33</link>
<description><![CDATA[<div style="text-align: right"><p class="no">No.26</p></div><p class="idt">今日から師走である。弁護士も“先生”と呼ばれる人種であるから12月は忙しいのだろう。“12月は忙しいのだろう”と書いたのは、弁護士として師走を迎えるのは30年振りだからである。それにしてもこの“法の庭”徒然草のupdateは、10月・11月ともそれぞれ1回だった。理由の如何を問わず、これは許されない。今後はもっとマメにupdateする決意である。これまでに何度も繰り返した“慢然とした決意”は当てにならないので、これからは“週に1回”更新することを約束し、自らに課すことにする。ご照覧あれ。……</p><div style="text-align: right"><p class="no">No.26</p></div><p class="idt">今日から師走である。弁護士も“先生”と呼ばれる人種であるから12月は忙しいのだろう。“12月は忙しいのだろう”と書いたのは、弁護士として師走を迎えるのは30年振りだからである。それにしてもこの“法の庭”徒然草のupdateは、10月・11月ともそれぞれ1回だった。理由の如何を問わず、これは許されない。今後はもっとマメにupdateする決意である。これまでに何度も繰り返した“慢然とした決意”は当てにならないので、これからは“週に1回”更新することを約束し、自らに課すことにする。ご照覧あれ。</p><p class=”idt”>今日から被害者参加制度が始まる。先週末には裁判員候補の通知が最高裁判所から30万人に発送された。どちらも今後の刑事裁判にとって大きなエポックとなろう。エポックとは画期ということである。これから刑事裁判は変わることは間違いないが、良い方向に変化するのか、それとも悪い方向に変わるのか。いずれにせよ上記二つが、その転換を画(かく)することだけは確かであろう。</p><p class=”idt”>これまでの刑事裁判の傾向はどう評価できるか。私に言わせればこの30年でわが国の刑事裁判は明らかに悪い方向に変わってきた。「裁判所の建物は確かに新しくなったが、その中で行われている刑事裁判は明らかに悪くなった」というのが私の見方である。捜査当局の横暴は目に余るものがある。捜査当局が提出する証拠も犯罪を“合理的な疑いを容れない程度”に立証するものではない。こうした人権軽視をチェックするのが裁判官の職責なのであるが、最近の裁判官は検察官の言いなりだというのが司法関係者の諦観である。</p><p class=”idt”>こうした傾向に大きな反省や危惧が国民の間にあり、これを憂い改めるために今回の制度が導入されたのだろうか。そうした形跡はない。特に裁判員制度は刑事裁判のこのような傾向を推し進めてきた勢力がその導入に熱心だった。このようなトレンドからみれば、上記二つの制度の導入は刑事裁判を決して良い方向に変えるモノにはならないであろう。「一利を興すは一害を除くに若かず」というのが“改革”と称されるモノを評価する私の基本的な視点である。参照：<a href="http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=35">興一利不若除一害</a></p>]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=33</comments>
 <pubDate>Mon, 1 Dec 2008 05:33:16 +0800</pubDate>
</item><item>
 <title>金利の地方格差</title>
 <link>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=32</link>
<description><![CDATA[<div style="text-align: right"><p class="no">No.25</p></div><p class="idt">久しぶりの更新である。2冊の著書の出版と販売で忙しかったことは事実であるが、それだけではない。法律事務所の仕事も忙しかったのである。夕食をとるのが8時過ぎというのも結構あった。しかし、それは理由にならない。いちばん肝心なことは、書かなければならないという自覚である。永田町徒然草などは現に毎日書いている。暇だから書いているのではない。書かなければならないという自覚・覚悟があるからである。これからはもっとマメに更新するつもりである。・・・・・</p><div style="text-align: right"><p class="no">No.25</p></div><p class="idt">久しぶりの更新である。2冊の著書の出版と販売で忙しかったことは事実であるが、それだけではない。法律事務所の仕事も忙しかったのである。夕食をとるのが8時過ぎというのも結構あった。しかし、それは理由にならない。いちばん肝心なことは、書かなければならないという自覚である。永田町徒然草などは現に毎日書いている。暇だから書いているのではない。書かなければならないという自覚・覚悟があるからである。これからはもっとマメに更新するつもりである。</p><p class=”idt”>今日のテーマは利息の地方格差である。グレーゾーン金利は廃止される方向に進んでいる。大手の消費者金融業者などは早いところで平成18年後半に100万円未満で18％になっている。少なくとも大手の消費者金融業者は、東京では現在18％になっているケースがほとんどである。債務者からの請求で金利を下げたケースもあるし、消費者金融業者の方で自発的に下げた場合もある。聞くところによると後者の方が多いようである。中小の消費者金融業者の場合、いまでも堂々と29.2％の金利を取っているもある。</p><p class=”idt”>ところが大手の消費者金融業者でも地方ではまだ20数％の金利を取っている業者がかなりある。私はこれを“金利の地方格差”と呼んでいる。だからヒアリングのとき、毎月とられている金利を詳しく聴かなければならない。地方の依頼者の場合は特に注意深く聴かなければならない。平成15年前後の借入の場合、現在でも20数％の金利なのか、それとも18％の金利なのか、18％であってもいつから18％となったのかによって支払わなければならない債務額は相当に異なる。</p><p class=”idt”>あくまでも借り方と返し方によるが、平成15年から借りて現在も20数％であれば、債務額はかなり減額できる。かなり少なくなるのである。過去の金利は訊くまでもなく間違いなく20数％であるが、現在の金利はおしえて貰わなければ私たちには判らない。そこで詳しく尋ねるのだが、現在の金利が何％であるか答えることができる人は3割くらいしかいない。お金を借りる場合、金利が何％であるかは重要事なのであるが、金利について関心がないのである。多重債務者になった原因のひとつはここにある。</p>]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=32</comments>
 <pubDate>Sat, 15 Nov 2008 13:01:25 +0800</pubDate>
</item><item>
 <title>大不況時代と借金</title>
 <link>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=31</link>
<description><![CDATA[<div style="text-align: right"><p class="no">No.24</p></div><p class="idt">『自公連立解体論』と『政権崩壊』の出版に忙殺され、“法の庭”徒然草の更新ができなかった。しかし、弁護士の仕事をサボっていた訳ではない。相変わらず債務整理の仕事が多い。無料相談の電話の本数がこのところ急に多くなっている。リーマン・ブラザーズの破綻に端を発した世界的な金融不安・世界同時株安の影響が出ているのだろうか。いや、きっとそうだと思う。多くの国民が生活に対する脅威を感じ始めたのである。……</p><div style="text-align: right"><p class="no">No.24</p></div><p class="idt">『自公連立解体論』と『政権崩壊』の出版に忙殺され、“法の庭”徒然草の更新ができなかった。しかし、弁護士の仕事をサボっていた訳ではない。相変わらず債務整理の仕事が多い。無料相談の電話の本数がこのところ急に多くなっている。リーマン・ブラザーズの破綻に端を発した世界的な金融不安・世界同時株安の影響が出ているのだろうか。いや、きっとそうだと思う。多くの国民が生活に対する脅威を感じ始めたのである。</p><p class=”idt”>これまで何とか遣り繰りして借金を返してきた。だが、給料は上がらない・残業代も稼げない、このままではやっていけないと思って相談に来た、という人が増えてきた。私は理由の如何を問わず、債務整理に思いを馳せたことはよいことだと思っている。グレーゾーン金利が近いうちに廃止となる。だから大手消費者金融は昨年あたりから金利を下げている。28～29％の金利が18％になったので、多くの債務者は安くなったと思っている。しかし、18％という金利は、高いのである。</p><p class=”idt”>数社の消費者金融に300万円の借金があるとしよう。そうすると1年間に支払う金利は54万円である。相談に来られる人の給料を伺うと、手取りで25万円前後という方が多い。そうすると2ヶ月間以上の給料が金利に消えていくのである。旨いものを食べたり、欲しい物を買ったのなら諦めもつくだろう。だが、2ヶ月分の給料がサラ金業者の社員の給料、広告代、テッシュペーパーに変わったのでは我慢ならないだろう。私たち弁護士は、将来金利は付けないことを前提に和解交渉を始める。多くの消費者金融は、おおむね同意してくれる。</p><p class=”idt”>もちろん利息制限法を超える金利を取っていた場合、超過利息を元本に繰り入れさせる。4～5年でも過払い金は出てこないが、債務額が減るケースも多い。それやこれらで、とても返済できないと思っていた借金もそんなに無理をせずに整理することができるのである。だから、私は借金で苦しんだり、悩んでいる人に対して弁護士に相談しなさいというのである。餅屋は餅屋である。必ず適切なアドバイスと助力をしてくれると確信する。</p><p class=”idt”>大不況時代が来る。もう出鱈目をやっていることは許されない。多くの高い金利の債務を抱えていることなどできなくなる。消費者金融からお金を借りたことなど、少しも恥ずかしいことではないのだ。「給料がそんなに高くもないのに、高い金利のお金を借り続け、年間の給料の2カ月分や3か月分を金利として払っている」ことが恥ずかしいのだ、と私は思っている。病気に罹った人はお医者さんに診てもらうことを恥ずかしいと思わないだろう。借金で悩み苦しんでいる人が弁護士に相談し、助力を求めることは恥ずかしいことでも何でもないのだ。去華就実(キョカシュウジツ：見栄や外聞を捨て、実のある暮らしをすること)、不況の時代には特に必要なことである。</p>]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=31</comments>
 <pubDate>Sat, 11 Oct 2008 16:11:30 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title>ちょっと大袈裟にいうと･･･</title>
 <link>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=30</link>
<description><![CDATA[<div style="text-align: right"><p class="no">No.23</p></div><p class="idt">永田町徒然草に書いてあるように、この10日間くらい2冊の本を発刊するため、その作業に忙殺されていた。さらに5人の身柄事件を抱え、そちらの方も手を抜くことができなかった。若い弁護士さんに手伝ってもらっているが、主任は私であるからそちらの方も疎かにできなかった。…</p><div style="text-align: right"><p class="no">No.23</p></div><p class="idt">永田町徒然草に書いてあるように、この10日間くらい2冊の本を発刊するため、その作業に忙殺されていた。さらに5人の身柄事件を抱え、そちらの方も手を抜くことができなかった。若い弁護士さんに手伝ってもらっているが、主任は私であるからそちらの方も疎かにできなかった。</p><p class="idt">白川勝彦法律事務所の業務の中心である債務整理の方も忙しかった。このように忙しいときは何もかも忙しくなるものである。ある依頼者に今回なぜ債務整理を決意するに至ったのか尋ねたところ、リストラされた訳ではないがこの1～2年で給料が徐々に下がり、いままではなんとか返済してこれたのだが、これから無理になると考え、思い切って白川勝彦法律事務所に来た、といっていたのが印象的であった。</p><p class="idt">この依頼者は、相当長い間6社のサラ金から借りていた。債権調査をしないと確実なことは言えないが、私の長年の勘では多分過払い金がでるケースだと思う。こういう方にお会いすると弁護士事務所というのは、やはり敷居が高いのだと思う。いまお医者さんに診てもらうのに、多くの人はそんなに敷居が高いと思っていない。かつてはそうではなかった。お医者さんに観てもらうためには高いお金が必要だった。そのために娘の身売りがあった位だ。</p><p class="idt">多額の債務に苦しむ人々にとって、着手金を用意することは極めて困難である。いっぽう弁護士が債務整理を受任し、これを追行するためにはけっこう手間ひまがかかるのだ。弁護士はふつう着手金を貰って事件を受任し、事件解決の実務追行を始める。それにはそれなりの理由があるのだ。成功報酬だけに頼っていたのでは、弁護士の生活は安定しないし、実務追行に歪みが生じる。裁判に勝つために何でもやってしまう弊害が出てくるのである。</p><p class="idt">白川勝彦法律事務所のように債務整理を数多く受任している事務所では、多くの依頼者から弁護費用を少しずつ頂戴しているので事務所の維持ができるのである。債務整理には膨大な手数がかかるが、それに携わる職員を抱えているからである。それなりの職員がいるから弁護士でなくてもできる仕事をそういう職員がやってくれるのである。利息計算や債権者に対する通知や交渉を弁護士がすべてやったのでは、一つひとつの事件処理は相当に高額になってしまう。</p><p class="idt">弁護費用は、債務額の10％がひとつの目安である。例えば300万円の債務整理なら着手金は30万円である。300万円の数社の債務整理を30万円でやれといわれたら、それだけではふつうの弁護士さんはちょっとやれないと思う。白川勝彦法律事務所の依頼者にはかなり地方の方々もいる。地方には着手金なしで債務整理を引き受けてくれる法律事務所がないという事情によるようである。</p><p class="idt">債務整理を業務の柱とする法律事務所が成り立つのは、債務整理をしようという人たちが多くいるからである。そういう人たちが私たちを支えているからなのだ。大袈裟にいえば、国民が作り上げたひとつの公共財なのである。だから、多額の借金に苦しんでいる人は、遠慮なく利用してもらいたいと願っている。餅屋は餅屋である。弁護士はどんなケースでも必ず役に立つことができる筈である。そのことを多くの人々に知ってもらいたいと、私は切望している。</p>]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=30</comments>
 <pubDate>Sun, 28 Sep 2008 22:07:28 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title>時は金なり</title>
 <link>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=29</link>
<description><![CDATA[<div style="text-align: right"><p class="no">No.22</p></div><p class="idt">白川勝彦法律事務所の中心的業務は、債務の整理である。しかし、それだけやっている訳ではない。一般の仕事も頼まれればやる。先週末に刑事弁護の依頼を受けた。俗に身柄事件と呼ばれる、被疑者が逮捕勾留されている刑事事件である。逮捕勾留されている被疑者が5人いる事件なので、先週末から今日までテンテコ舞いで、“法の庭”徒然草庭のupdateができなかった。・・・・・</p><div style="text-align: right"><p class="no">No.22</p></div><p class="idt"白川勝彦法律事務所の中心的業務は、債務の整理である。しかし、それだけやっている訳ではない。一般の仕事も頼まれればやる。先週末に刑事弁護の依頼を受けた。俗に身柄事件と呼ばれる、被疑者が逮捕勾留されている刑事事件である。逮捕勾留されている被疑者が5人いる事件なので、先週末から今日までテンテコ舞いで、“法の庭”徒然草庭のupdateができなかった。</p><p class=”idt”>被疑者が逮捕勾留されている場合、私は被疑者と接見することをもっとも重視する。これは理屈ではない。若い時、居候弁護士として勤務していた事務所のボスから徹底的に叩き込まれたことである。逮捕勾留された被疑者の心境や思いは、口で表すことなどできない。また誰も代わってやることもできない。弁護士が接見し、被疑者がいいたいことを親身になって聴いてやることしかない。</p><p class=”idt”>特別の場合を除けば、接見は原則として開庁時間に行わなければならない。午前9時から午後6時ころまでである。この時間は、かなり前からいろいろな予定が入っている。私などはかなり余裕のあるスケジュールで動いている方だ。それでもその合間を抜って、被疑者と接見する時間をとることは決して容易いことではない。</p><p class=”idt”>債務整理でも“急を要する”ことがある。特に弁済が滞り、債権者から厳しい催促や取り立てがきている場合である。嘗てに比べれば、えげつない事はできなくなっているが、一般の人はサラ金の催促や取立てに怯えている。サラ金から借金していることを家族に隠している場合、サラ金業者から電話が来ることはそれ自体が大変なプレッシャーなのだ。こうした場合、事務所として最も早く債権者の催促が止まるように最大限の知恵を絞り努力をする。</p><p class=”idt”>何事も少し余裕を持っておかないと、こうした場合に対応できない。多少の余裕すなわち無駄な時間には価値があるのだ。まさに“時は金なり”なのである。</p>]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=29</comments>
 <pubDate>Thu, 18 Sep 2008 19:57:09 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title>生活の整理・・・!?</title>
 <link>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=27</link>
<description><![CDATA[<div style="text-align: right"><p class="no">No.21</p></div><p class="idt">債務整理は、借金の整理だけでない。生活の整理でもある。多くの借金ができたのにはそれなりの原因がある。借金の整理を私たちは、破産・民事再生・任意整理のいずれかの道で行うかをまず説明する。ギャンブルや遊興費で多額の借金を作ってしまった場合には、それは破産の不許可事由となる。ローンが残っている不動産がある場合は、それも処分しなければならない。消費者金融だけチャラにするという訳にはいかないのである。・・・・</p><div style="text-align: right"><p class="no">No.21</p></div><p class="idt">債務整理は、借金の整理だけでない。生活の整理でもある。多くの借金ができたのにはそれなりの原因がある。借金の整理を私たちは、破産・民事再生・任意整理のいずれかの道で行うかをまず説明する。ギャンブルや遊興費で多額の借金を作ってしまった場合には、それは破産の不許可事由となる。ローンが残っている不動産がある場合は、それも処分しなければならない。消費者金融だけチャラにするという訳にはいかないのである。</p><p class=”idt”>民事再生の場合もいろいろな条件を満たさなければならない。民事再生を簡単にいえば、言うならば借金の相当部分の棒引きである。それができればいちばん都合は好いのだが、裁判所の管理の下で行われる。債権者のある程度の同意が得られないとできない。</p><p class=”idt”>そのような説明し、個々の相談者の考えを聴くと任意整理を望むというケースが多くなる。任意整理で借金を整理する場合、いちばん肝心なことは債務者が支払いをすることにより債務をなくするという点である。依頼者のためにもっとも良いと思う和解を取り付けるために私はもちろん最大限の努力するのだが、基本的に依頼者が債務の弁済をすることにより、借金がなくなるのである。</p><p class=”idt”>債権者との和解条項には、決められた弁済金の支払い数回怠った場合は和解契約が解除されるという条項が通常入っている。和解契約が解除されれば、現在の状況と同じになってしまう。依頼者にとって不利な状況となる。だから、「月々どのくらいの金額の返済が可能なのか」を依頼者とよく話し合って決めなければならない。任意整理の場合、いちばん注意するのはこの点である。</p><p class=”idt”>返済期間が長ければ長いほど、このことは慎重に決めなければならない。ひと口に3年とか4年というが、これは結構長い期間であると私は考える。依頼者の生活環境もいろいろな変化があり得る。無理して早目の返済期間を設定しても、実行が困難になることがある。無理なことを長く続けることは無理なのである。実行できない可能性を含んでいる。</p><p class=”idt”>だから、私は給与や生活状態を詳しく伺って、返済期間をどうするか決める。その際、考え直して貰わなければならないことがあれば、ときには率直に私の意見を述べることにしている。生活の整理を少ししなければ、債務の整理ができないこともある。お節介かもしれないが、依頼者のためにいわなければならないことは言うことにしている。債務の整理は、生活の整理でもあるのだ。</p>]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=27</comments>
 <pubDate>Tue, 9 Sep 2008 15:50:04 +0900</pubDate>
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 <title>裁判員制度 の怪しい雲行き</title>
 <link>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=24</link>
<description><![CDATA[<div style="text-align: right"><p class="no">No.20</p></div><p class="idt">白川勝彦法律事務所には、日弁連や一弁から多くの書類が郵送やFAXで届く。日弁連とは日本弁護士連合会のことである。一弁とは第一東京弁護士会のことである。弁護士はどこかの弁護士会に登録しなければならない。各道府県には○○弁護士会がある。東京都には東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会の3つの弁護士会がある。私は第一東京弁護士会に登録している。…</p><div style="text-align: right"><p class="no">No.20</p></div><p class="idt">白川勝彦法律事務所には、日弁連や一弁から多くの書類が郵送やFAXで届く。日弁連とは日本弁護士連合会のことである。一弁とは第一東京弁護士会のことである。弁護士はどこかの弁護士会に登録しなければならない。各道府県には○○弁護士会がある。東京都には東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会の3つの弁護士会がある。私は第一東京弁護士会に登録している。</p><p class=”idt”>東京に3つの弁護士会が設立された理由は、当初はいろいろな経緯があったらしい。若い頃、先輩弁護士からそのことに関しいろいろなことを聞かされた。しかし、それらは、“今は昔”なのではないか。昔は3つの弁護士会の建物は別々にあったが、いまは日弁連があるビルに一緒に入っている。強いて言えば、その階が違うくらいだ。東京・霞が関に大きな弁護士会のビルがある。このビルの建設に際し、当時国会議員であったのでいろいろなお手伝いをした。私の弁護士会に対する貢献はそれくらいか。</p><p class=”idt”>閑話休題。その弁護士会から裁判員制度の実施に伴って注意すべき点についてのいろいろな書類が送付されてくる。中には模擬裁判をやるので、ぜひ参加して勉強してほしい趣旨のものもある。裁判員制度の導入で刑事訴訟がだいぶ違ってくるらしい。</p><p class=”idt”>裁判員制度に強く反対しているのが、私の昔からの友人・田中克人(かつんど)氏だ。田中克人氏と裁判員制度について<a href="http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=730">永田町徒然草N0.907「 裁判員制度と田中克人氏」</a>で詳しく述べておいた。ご一読いただければ幸いである。この記事をupdateした日、アクセスが急増した。田中氏には失礼だが、これは裁判員制度に対する関心が高いためであろう。裁判員制度をめぐる雲行きは、どうも怪しくなってきた。</p>]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://www.lawyershirakawa.com/lawlog/?itemid=24</comments>
 <pubDate>Tue, 26 Aug 2008 14:00:42 +0900</pubDate>
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