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1979年白川勝彦政治法律事務所を開いて40年間、私の基本理念は一貫して“リベラル”と“権利のための闘争”であった。それは現在も変わらない。

 

荒廃する債務整理の現場

No.57

10月は“法の庭”徒然草を結局updateできなかった。債務整理の仕事を止めたのかというとそうではない。毎日が忙し過ぎて“法の庭”徒然草を書いている時間がなかったのだ。それに債務整理の現場が以前と比べ非常に複雑になったからである。それらの事を書こうと思うと大変なのだ。しかし、その一部はどうしても書かなければならないであろう。

どうしても触れておかなければならない問題は、債務整理を行っている事務所の広告や手段が劣悪になっていることである。多くの債務整理系の事務所の経営は、いま大変なようである。その結果、事件を受任するためにあの手この手のひどい手段を使っている。最も悪質なのは貸金業者と提携して事件を回してもらうという手口である。それもタチの悪い貸金業者と・・・。

貸金業者の所へは、それは多くの多重債務者は行くだろう。その貸金業者がわずかばかりのばかりの金(10~20万円くらい)を融資してもよいともちかけ、その代わり債務整理をすることを勧めるのだ。そして提携している弁護士事務所や司法書士事務所とその人が債務整理の契約をしたことを確認した上で、融資をするのである。ある法律事務所がそういうことをやっているのを確認して、私は愕然とした。

なぜ貸金業者がこのように手の込んだことをするのかと言えば、債務整理を受任した事務所から紹介料を貰えるからだ。20万円貸しても15万円くらいの紹介料をキックバックして貰えば実際の貸金は僅かしかない。任意整理の場合ならば、適当な理屈をつけて債務整理のからその貸金だけは外すこともあるだろう。債務整理の対象にしたとしても利息は取れなくとも元金は返して貰える。元々の貸金は5万円(20ー15=5)なのだから例え焦げ付いても大したことではない。

他にもいろいろな問題はあるが、それは後日に譲ろう。

  • 公開日時: 2011年11月12日 14時20分
  • 分類: General
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