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1979年白川勝彦政治法律事務所を開いて33年間、私の基本理念は一貫して“リベラル”と“権利のための闘争”であった。それは現在も変わらない。

 

"多重債務者"という表現…!?

No.40

いま、日本の事業所で完全週休二日制の所はどの位あるのだろうか。私がここで問題にしようとしている週休二日制とは、二日間休んでも(普通は土日である)きちんと賃金が支払われる雇用形態を指す。正社員が土日休みの関係で、派遣社員やアルバイトも土日休みという所は、結構ある。こういう週休二日制は、土日は仕事がないというだけのことだ。賃金を低くするために、週休3日で1日の労働時間が5時間という所だってかなりある。こういう所を、お義理にも週休三日制・労働時間5時間というか!?

ちょっと怒っているような口振りで恐縮だが、私の依頼者の雇用形態を訊ねると、完全週休二日制という人はかなり少ないからである。借金を整理をしたいので本当はもっと働きたいのだが、働きたくても働けないという人も多いのである。借金が重いかどうかは、収入との見合いである。同じ借金でも収入が多ければ、そんなに重くはない。“多重債務者”という表現を、私は好まない。それはこのように“働きたくても働けない、収入を増やしたくても増やせない”人があまりにも多いからである。多重債務者が多くいる原因のひとつは、わが国の劣悪な雇用である。

労働法は大学でも“優”を取ったし、司法試験でも選択した科目だ。私が学んだ労働法と現在の労働法制は、まったく別の法律のようである。私が勉強したころの労働法は、働く人の権利を守ろうとしていた。労働者に不利な取り決めは、形式上有効に結ばれていても、労働法の基本精神に照らして無効とされることが圧倒的に多かった。その後も労働法制は順調に発展してきたものと思っていたが、悪い方に完全に変わっていた。わが国の労働法制は、世界的に見てかなり低い水準と言われても仕方なかろう。

私は土曜日も白川勝彦法律事務所に出かける。スタッフの半分も出勤する。白川勝彦法律事務所は、“私を除いて”隔週の完全週休二日制だ。それは、職務上已むを得ないということで納得してもらっている。私が日曜日しか休めないのも、職務上仕方がないからである。私は年中無休の“政治という業界”に長くいたので、一向に苦にはならない(苦笑)。

  • 公開日時: 2010年02月07日 21時48分
  • 分類: General
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