1979年白川勝彦政治法律事務所を開いて33年間、私の基本理念は一貫して“リベラル”と“権利のための闘争”であった。それは現在も変わらない。
思い立ったが“吉日”
No.16
インターネットで“おまとめローン”と検索すると、実に多くのサイトがある。全部が全部まやかしとは言わないが、よほど安い金利で貸し付けてくれるのでなければ、慎重に考えた方がいい。借りたお金で借金を返しても、基本的に借金が減る訳がない。実に単純な理屈である。
“おめとめローン”の宣伝をみていると、「多重債務者を作っておきながらこの上さらに多重債務者を食い物にしようというのか」と私は怒りさえ覚える。実際問題として“おまとめローン”をしたばっかりに、結局は債務総額が増えてしまったというケースは多い。私が相談にのった人の中にそういう方がいっぱいいた。
しかし、借金を“まとめよう”と考えたことは悪いことではない。一歩前進である。借金を“何とかしなければならない”と思ったことは良いことである。インターネットでいろいろなサイトで調べるのも良い。この際、利息制限法について勉強することも大切である。しかし、借りたり返済した時に業者からもらった書類(その多くはATMで発行されたモノだ)を持っている人はきわめて少ない。
利息制限法を超える金利を支払っていた場合(平成18年以前の借入は殆どがそうであるが…)、本当に支払わなければならない債務額がいくらになるかは、そうした書類をみなければ何ともいえない。だが、そんな書類は持っていなくても、大丈夫だ。弁護士の方で手に入れることもできる。お金の流れを正確に把握しなければ、支払わなければならない債務額が幾らになるかは誰も何ともいえない。
“おまとめローン”でもいいから、“借金を何とかしよう”と考えたことは一歩前進である。だが、借金を整理しようと考えたら、具体的に行動することが重要である。弁護士に会って、相談することは最も有効な行動のひとつである。私の事務所に限らずいろいろな法律事務所が無料相談をやっている。電話でもいいから、まず相談することをお勧めする。思い立った日が“吉日”である。必ず道はある。




